弟に女児が生まれ、義妹が赤ちゃんを連れて帰ってきたので、お顔拝見にいってきました。
やっぱり女の子はかわいいなぁ。
かわりばんこでだっこしてみたり、ベロベロバーしてみたりと、ほとんどマスコット状態。
ウチの家系では初めての女の子、義妹の家では初孫なので、じいさん、ばあさんが
目の中に入れても痛くないというかわいがりようです。
ボクももうひとり子供が欲しくなりました(笑)
さて、弟からお宮参りの時にスタジオアリスで撮影した写真を見せてもらいました。
スタジオアリスというと、最近ロードサイドに広がっている子供専門写真館チェーンです。
車で通りかかるたび、衣装がたくさんあるなーとか、待ち客が多くて繁盛してそーだとか
思っていたのですが、実際にどんな写真が撮影されているのかは知りませんでした。
今まで記念写真の類はまるで関心がなかったのですが、写真を趣味としてはじめてからは、
どんなものなのか、興味シンシンです。
分厚いアルバムを見て、驚いてしまいました。
まず、写真そのものなのですが、かなりパキパキ度が高いデジタル撮影で、ライティング、カメラの
セットアップはマニュアルどおりなので技術的な面での難度は高くなさそう。
ただ、赤ん坊を心地よく笑わせるとか、一緒に写る家族の服装にあわせて赤ちゃんの衣装を
選択するとか、そういうセンスが重要そうです。
さて、驚いたと書きましたが、驚いたのは、その分厚いアルバムです。
結婚式などで撮影する、一生のうちでほとんど開くことのないようなアルバムを連想していたのですが、
それがまったく違いました。
台紙交換式になっており、お宮参りの写真とともに、すでに「百日祝い」と書かれた台紙が綴じこんで
ありました。
これは....
このブランクの台紙を見れば、両親は「百日祝いにアリスへ行かなきゃ」と思うでしょう。
なんと商売上手な...
両親が忘れていたとしても、両方のじいさん、ばあさん宅にDMでも送ればかなり高い確率でリピート
してくれると思います。
少子化による年寄りのねこっかわいがり現象と今の日本で最も金を持っているのは定年退職世代で
あるというトレンドをたくみにつかんだすごいビジネスモデルです。
今後も姪っ子は七五三、入学、卒業、成人式と20年にわたる安定顧客となっていくわけです。
年頃になった時にはじいさん、ばあさんは生きてないかもしれませんが(ゴメン)、その頃には
本人自ら人生の節目にアリスで写真を撮ろうとすると思います。
写真館というと斜陽産業っぽい印象がぬぐえなかったのですが、そうした中、お客様に喜んでもらえ、
しかも長期、安定的なお客さんをひきつけていくモデルを開発したスタジオアリスってすごいなぁ、と
感心しながら帰途につきました。
↓ 本文とはなんの関係のないネコの写真。今朝の井の頭公園で久々に会った「片耳折れニャンコ」です。
気持ちよく日向ぼっこをしていたところを撮影したので、なんだかウザそうでした(^_^;)