有給休暇がたまっています。
使いきれない分は、飛行機のマイレージよろしく、毎年
捨てられていくのでもったいないと思っていました。
やはり、労働者の権利は行使しないと...
ところで自分の時間の使い方を振り返ってみるに、
いつも誰かのために使っているなぁ、と思いました。
ウィークデーの労働時間は仕事のためだし、休日も子供の相手を
していたりします。
自宅のPCで趣味の写真をいじっている時ですら、食事やお風呂の
時間を気にしています。
そんなわけで、100%自分のためだけの時間を作るために
プチ家出をしました。
会社に有給休暇の申請を事前に出しておき、会社に行くふりを
してカメラバックと一緒に一日だけの自分の時間をつくりました。
行く先は奥多摩です。
奥多摩は子供のころから数え切れないほど行く場所なのですが、
最近はいつも車で行っているので、せわしなく家と目的地を
往復するだけのような味気なさを感じていました。
なので、電車と自分の足でゆっくりと、ピンときたものを撮影しようと
思いました。
最初は奥多摩の入口、拝島駅周辺です。
ココは高村 薫の刑事小説「照柿」の最初の舞台となった駅です。
駅舎は建て替えられていてとてもきれいになっていました。
↓ 朝の光がステンドグラスを透かしていました。
↓ 多摩の山々に沈む夕日が街を照らしていました。
一枚目がお気に入りです。
青梅駅周辺、奥多摩駅周辺、白丸、鳩ノ巣も回ってきましたが、今日はここまでです。
プチ家出、楽しかったですよ。
ひと月に一度くらいはやろうかなぁ~