ついに物欲に負けてGR-DⅡを買ってしまいました (^_^;)
買った理由は一応ふたつあります。
ひとつはGX200発売で、GR-DⅡの価格が下がってきておりお手ごろになってきた点です。
それにしてもGXはズーム汎用機、GRはハイアマ向け単焦点機で価格が干渉しあうはずは
ないのですが、どうしてなんでしょうね?
GR-DⅢの発売が迫っていたりして(^_^;)
ふたつめは、勤務先に手軽にもってけるカメラが欲しいという点でした。
ぼくはPENTAX K20Dと3本のパンケーキレンズを携帯して会社に行ってました。
通勤途中や、夜の街を撮影するためです。
でも、もう暑くて、重くて、もー限界。
いかに軽量なPENTAXシステムとは言え、デジタル一眼は重いです(^_^;)
また、これから出張が多くなり、手軽に持ち運びできるカメラを探していたのでした。
-------------------------
購入して箱から取り出し、こりゃ、ハンドストラップじゃなく、両吊りで首から下げた方が
かっくいいなぁ、と思い、DOMKEのネックストラップを追加購入。
このカメラは片吊りより両吊りのほうが、体へ密着して使いやすいですヨ!
-------------------------
マニュアルも読まず、そっこーで家の周りを撮影開始。
テーマは”トウキョウ片いなか”。
トウキョウは地方から見ると大都会であるが、実はイナカということを情報発信したい、
というのがテーマというのは嘘で、我が家の周りをテキトウに撮っただけです(^_^;)
撮影方法はPモードで、シャッターを押すだけ。
この時点ではマニュアルも見てないのですもん。(^_^;)
↓上水とその上にかかるプライベートな橋。駐車場がわりになっているところもありますね。
うーん、小鮒を追ってしまいそうな、流れだなぁ~。
↓畑の畔道。柵の向こうは上水です。林から狸がでてきそう
↓ここ数年入居者がいないアパートです。もう、荒れ放題
-------------------------
それで、肝心の写りなのですが、まぁ、それなりってトコでしょうか。
撮っていて気持ちがいいのは、まっすぐなものはまっすぐに、
人の目の自然な視覚をカバーした写真が撮れるからだと思います。
GRレンズの素性のよさが出ていますね。
しかし、デジタル写真は光がレンズを通った後、受光素子に信号が送られ、ソフト的な処理が施されて最終的なファイルが生成されるというプロセスになります。
GRレンズより後の処理はまだまだという感じがします。
明暗境界でフリンジがでまくったり、高感度時の偽色はまるで土砂降りのよう(笑)。
まぁ、はっきりいって絵の美しさはデジタル一眼の足元にもおよびませんな~。
kakaku.comのレビューを見ていると、マスコミや、GR信者の発言を鵜呑みにして、失望している人の記事が結構載ってます。
こういう人たちはExpectation Control(自分自身の期待値のコントロール)に
失敗してますね。
コンパクトデジカメがデジ一に画質で勝てるわけがないですよね。
にも関わらずGR Digitalが支持されているのはいろいろ理由があるんだと思います。
今日一日使ってみた実感から3つあげておきます。
1.自然ですね~
35mm換算28mmってのはほんと使いやすいですね。
いいなぁ、と思った景色を自然に切り取れますね。
2.なんといってもGR Digitalで撮影するのは楽しい
操作性が素晴らしいからだと思います。
結局マニュアルを読むことなく(SDカードをどこに入れれば
いいのかわからずページをめくったくらい)、マニュアル撮影までできてしまいました。
撮影そのものをコントロールできる万能感は他のコンデジでは味わえないのじゃないかな。
3.GR-Dは警戒されない
結構、これは重要で、住宅街や繁華街のスナップを撮ろうとして巨大なデジ一を構えるのは
勇気がいります。
場合によっては変質者扱いされるのを覚悟しないといけないかもしれません。
でも、GR-Dはまったく警戒されないのですヨ。
小さくてかわいいから気を引かないのかもしれません。
これはスナップを撮るときに大きな武器ですね。
デジ一はカバンから取り出した瞬間から、周囲の注目を浴びるので、気楽に取り出して撮影
するなんてことは難しいケースが結構あります。
GR-Dの場合は、「あっ、これおもしろそ」、「パチリ」、「これもおもしろそ」、「パチリ」と
本能のおもむくままに撮影できてひさしぶりに解放されたキモチを楽しみました。
結論としては、買ってよかったなぁ、と思ってます。
明日からGRDで撮影しまくるのがとても楽しみ♪