Silkypixをいじりはじめて、はや10日あまり。
いいソフトですねぇ~。
ただ、勤め先でExcelとかPowerPointなどビジネスソフトばかりを使っている身からすると、?と思うこともままあります。ビジネスソフトとグラフィックソフトでは考え方が違うのかなぁ。
そこでボクから見たGood & Bad をメモっておきたいと思います。
なお、ボクの勘違い等もありますので、そのときはご指摘くださいな。
■ アーキテクチュア・・・Good!
アーキテクチュアというほど大げさではないのですが、元ファイルに更新せずに、設定ファイルに設定内容を書き込み、なおかつ自動保存というのはいいアイディアですね!
最初は保存せずに終了したのに、再立ち上げすると設定が反映していることに戸惑いました。
Excelなどではそんなことはありませんからね。
この考え方が、一括ファイル現像を可能にしているんですね。
素晴らしいです。
■ 安定性・・・Good!
10日間使っていて一度もSilkypixが凍りついたことがありません。
これは素晴らしいことです。
10Mbyte以上のRAWファイルを扱い、かつ重い処理をさせているのにフリーズしないというのは、開発時の品質管理が行き届いているためだと思います。
公開ベータテストもやっていたみたいですしね。
■ 拡大縮小のホイールマウス対応・・・Bad!
Silkypixで画像の拡大をしようと思って、マウスのホイールを回しても何もおこらず...
ExcelやAcrobatはCTRLキーを押しながらホイールを回すと自由自在に拡大縮小できたのに...
表示メニューでShiftキー+”→ or 左”キーと知り、驚きました。
■ グリッドの表示・・・Bad!
サブコントロールのウィンドウはSilkypixを再立ち上げしても保存されるのに、グリッドのウィンドウは都度立ち上げなければいけないですね。CTRL+Gを使えばいいことなんですけど。
グリッドを常時表示させたいボクにとってはちょっと面倒です。
「オプション」-「表示設定」の中に“グリッド常時表示”みたいなチェックボックスがあればいいのにと思います。
■ DR拡張&Before/After・・・Bad!
RAWファイルに含まれるJpegでは切り捨てられてしまうであろう領域を活用するというすごいテクニックを使っていますが、まずハイライトコントローラがわかりづらいし(そもそもなんで輝度重視と色相重視が赤で、色彩重視と彩度重視が青なんだろ?)、パラメータいじった結果が画面上からは見えづらいです。ハイライト警告を見ると領域が減るだろうことはわかるのですが、面倒です。
DR拡張に限らず、設定前の画面(Before)と設定後の画面(After)を
見比べたいと思うことがあります。
パラメータの一時保存と初期設定でトグルできますが、いまいちですね。
やっぱりBefore/Afterを同時に見比べたいな
■ おまけ
テイストはおもしろいので、もっと充実させてほしいな。ISLのWebにいくつかUploadされていますが、もっとあると楽しいですね。
それとマニュアル本が充実するといいですね。今、市販本は学研から出ているのが一冊ありますが(これはとてもわかりやすいです)、応用編みたいなのがあるとうれしいです。
最後に在庫のシアトル豚を一枚Upしておきます(笑)