海外出張から帰って、ホッと一息入れていたら、
群馬のおばあちゃんが亡くなったとの知らせが入りました。
96歳で大往生でした。
真夏日の群馬でお通夜、お葬式でした。
↓ 狭い家の庭に親戚の車を押し込める
明治、大正、昭和、平成をたくましく生き抜いた生涯でした。
青森の寒村で生まれ、親戚・近隣の援助で東京に出てきて教員になりました。
奄美大島から上京し苦学して教員になった祖父と知り合い結婚しました。
昭和に入り戦争の足音が迫ってきたころ、群馬県への赴任を命ぜられた祖父に
従い、そこに根をおろしました。
葬儀の行われた小さな家は、おばあさん夫婦の夢や希望や冒険心が満ちていた
場所だったに違いありません。
「人に歴史あり」という言葉の重みをひしひしと感じます。