ロバート・キヨサキは「金持ち父さん」シリーズで有名で、彼の「金持ちになる本」を何冊か読んだことがある。
これは、今までと趣が異なり、ロバート・キヨサキが教育について語ったもので、「金持ち」の次は「教育者」として名を成そうとしている著者の情熱がいたることろにあふれ出ている。
基本的な内容は「今までの教育は産業時代に役立つ人材を作り出すためのものであり、次世代に必要な情報時代を生き抜くためのテクニックを学校教育は提供していない」という従来からの主張を踏襲したものだ。
それよりも一読者として興味をそそったのが、今までの著作だと教育者だった実父より、実業家であった金持ち父さんをもちあげていたのだが、本書では実父のほうを持ち上げていることである。
彼の著作を読みなれている人には容易に予想がつく内容なので、「金持ち父さん」を呼んだことのある人はあえて購入する必要はない。
彼を読んでいると学生時代に習った「マズローの欲求原則」を思い出すなぁ。人間、生活や金に苦労しなくなると尊敬を受けたくなるのよね。