文具おやぢを名乗っていますが、ボールペンに関してはほとんど関心なしでした。
というのもボールペンはなんと言ってもジェットストリームで決まりだろう、と思っていて他は検討する価値なしだと思っていたのです。
ところがパイロットのFRIXION BALLを使ってみて考えを改めたのでした。
さすが売れているだけあっていいですわ、コレ(笑)。
最近、文具屋さんのボールペン売り場に行くと棚の半分をFRIXION BALLが占め、残りの半分をジェットストリーム、余った場所のその他大勢が占めるといった感じで、ボールペン市場を席巻していると言っても過言ではないかも。
もともと、使っていた蛍光ペンがなくなってしまい、代替品を探しているうちにフリクションを試し書きしてみて感動してしまったのでした。
ちなみに書いた字を消せるってスペックにはあまり関心ありません。
消せればそれはそれでいいですけど、消したければ最初から鉛筆使うか、パソコンで入力したほうがいいんじゃん、と思っています。
今回、購入した理由は3つあります。
ひとつめは書き味が思った以上によかったのでした。
ボールペンと言うよりは水性のローラーボールに近い感じでヌラヌラと書けます。
スムースな書き味という点ではジェットストリームのほうに軍配があがりますが、フリクションでも十分です。
ふたつめは色の選択肢が多くて楽しいのです。ふつうのボールペンは黒、赤、青の3色にあっても追加で緑の計4色というのが普通だと思いますが、フリクションは10色くらいあるんじゃないでしょうか(ちゃんと数えてない)。
中にはブルーブラックなんてのもあってまるで万年筆みたい(笑)で、選ぶ楽しみがあります。
みっつめなのですが、
もともと蛍光ペンのかわりに使おうと思ったくらいなので発色がとてもいいです。
ボクはオレンジとライトブルーを買ったのですが、
そろそろ老眼入ってきた目にもはっきり見えます。
難を言えば、国産品一般に言えるのですが、ペン全体のデザイン、
なんとかならないでしょうか?
リフィルがよくて書き味最高なのに、
外見がダサすぎて使う場所を選んでしまいます。
スーツを着て商談するときにためらいなくポケットからとりだせる
カッコいいデザインが欲しいです。
ジェットストリームもフリクションにも”高級”バージョンがありますが、
そういうじゃないんだよなー。
使っている人を見て、そのペンがどこのブランドかすぐわかるモノが欲しい。
だって、モンブランやLAMYやカランダッシュは遠くからでもわかるし、使っているモノでその人の嗜好や人となりがわかるような気がするじゃないですか。
そういう国産ボールペン、つくってくれないかなー。