先月、アメリカで購入したSurface RT。
しばらくは同僚に見せて自慢していたのだが、今月初め、日本でも3/15に発売するとの報道。
しかもアメリカで購入するより安い...(:_;)
もうちょびっと待てばよかったなー(涙)。
せっかく早めに入手したので、使用感をメモしておこうと思います。
Surface RTがスペック上どんなものか、どんなシーンを前提に開発されたかは他の記事に譲るとして、あくまで触ってみた”感じ”を記載しようと思います。
まず、Surfaceに限らず、Windows系タブレット端末の持ち方なのですが、↓のように両手で両側を持つのが正しい。
iPadは左手で持って、右手でタッチするのが一般的なのですが、Windows系は、なにはともあれ最初はこのように持つ癖をつけた方がいいです。
と言うのはこうすると
- 右手親指でチャーム(いわゆるスタートメニューや各種設定の呼び出しが可能)呼び出しが可能
- 左手親指でタスク(アプリケーション)切り替えが可能
となり断然スムースに操作できます。
Windows 8タブレット端末の操作がよくわからんと言っている人はiPad風の持ち方をしている場合が多いです。
Surfaceのよいところは↓のようにMicrosoft Office 2013が搭載されており、ExcelやPowerPointをネイティブで使える点です。
なので、Office文書の読み込みはもちろんのこと編集もできます。
また、Surface RTは従来型のデスクトップアプリは動作しませんからご注意を。
動作可能なのはWindowsストアからダウンロードできるアプリのみです。
Officeが動作するからといって誤解なきよう...そもそもCPUがIntel系ではありませんので。
従来型のタブレット端末は情報をブラウズするのはいいけど、入力するのは著しく困難という欠点がありました。Surfaceには液晶カバー兼用の簡易キーボードがついてきます。
↓ マグネットで装着
↓ マグネットは相当強力で、この通り。でもやりたい人は自己責任でやってくださいまし(笑)
↓ 本体のキックスタンドを立てればPCっぽい入力作業も可能
↓ ボクが買ったキーボードはタッチキーボードと呼ばれるキータッチより薄さを重視したタイプで0.9mmしかありません。もっとキータッチのしっかりしたタイプキーボードも発売される予定です。
約1か月使った感想としては2点あります。
一つはとにかく快適であることで、いつでもどこでも素早く立ち上げられ電源もかなり長持ちで、スマホをそのまま大きくしたようなストレスフリーな使い勝手です。iPadユーザーからみればそんなのはあたりまえ、なのでしょうが...
もう一つは、とはいえ完全なパソコンの置き換えにはならない、という点です。
従来型のタブレットに比べればずっと入力は容易で、メール返信や、文書のレビューには重宝しますが、仕事や勉強で必要なレポート、企画書やシュミレーションシートを作ろうとするとかなり面倒くさいです。
しっかりしたキーボードとマウスがついたパソコンの方がはるかに能率があがります。
逆にPCでしていた作業はカタログやマニュアルを見るだけで自分で文書を作成しないというワークスタイルの人にはPCよりこちらの方がいいと思います。
PCほどなんでもできるわけではありませんが、従来型のタブレットだと仕事や勉強にまったく利用できないのが不満という人にぴったりはまる製品なのかもしれません。