さて初めての万年筆を使い始めたのですが、ひとつ問題が起こりました。
それはノートの裏写りです。インクが滲みて裏のページにまで写ってしまう現象です。
紙の種類によって症状が変わるみたいなのでいろいろ試してみました。
■ モレスキン・ポケット
ライフログとして使っています。
LAMYのペン先はくぼみが掘ってありそこに指を当てれば正しくペンが持てるように工夫されています。
正しく軽く持って書けばそれほどではないのですが、少し斜めに書いてインク量が多くなると確実に裏写りしてしまいます。
酔っぱらって書くとなぜか斜めに持って書いてしまいます(笑)。
■ ジーケンス
たまに写ることがありますが、ほとんど問題なしです。
■ ミドリMDノート
さいこーです!まったく裏写りしないばかりか書き味が滑らかで字を書くこと自体が楽しくなる紙質です。
万年筆との相性は最高で、書くという作業そのものが快感です。
さすが日本製です。
今使っているモレスキン・ポケットを使い終わったら、次もモレスキンと考えていたのですが、ミドリMDノートでの書き味を知ってしまった以上、モレスキンを使い続けるのは難しい...
でも、ノートは使い終わった後も残り続けるものです。
ボクの書棚には使い終わったモレスキンノートが何冊もあって、書棚で独特の風格をはなっています。
モレスキンは聖書みたいにカッコいいですが、ミドリのはあくまでノートっちくな見栄えです。
書き味をとるか風格をとるか悩み中です。