今日の東京も昨日に引き続きいい天気。
そしてボクも引き続き写真展巡り!
今日は
9展も回りました。
今年の秋は写真友達が出展しているパターンが多くてたくさん写真展巡りしているのです。
まずは渋谷へGo!
■ ZINE FES VOL.3
渋谷ルデコでやってました。作家が集まってZINEのサンプルを展示し、1000円で即売するというイベントです。最初は行くつもりはなかったのですが、Kさんが参加しているのを思い出し、れっつ・ら・ごー!
全体的に前回よりもいい感じでした。理由はちゃんと写真がよくなっていました。前回は装丁にこだわったものが多くて写真を見るまでいきつかない感じがしたのですが、今回は写真を見せるためのZINEになっているように思いました。
ルデコを出た後、東口で六本木に向かう都バスを見つけて乗車。
地下鉄よりバスが好きなんですヨ!風景が見えるから。
六本木では
■ 第16回 AMATERAS展
■ MAGNUMを創った写真家たち キャパ・ブレッソン・ロジャー・シーモア
の2展を見ました。
AMATERAS展ではいつも写真展の打ち上げで信州ビールを送ってくれるSさんが3点、ボクの高校の先輩であり、会社の同僚であるKさんが石原慎太郎賞を受賞していたので、ぜひとも行かねばと思っていたのでした。確かにKさんの稲妻はすごい...
会場の裏番組でMAGNUM展をやっていました。いずれも1945年前後の作品なのですが、プリントが美しくてカンドーしました。歴史の教科書に出ていた最後の宦官ってMAGNUMだったのですね。
次に大江戸線で新宿へ移動。
新宿ニコンサロンで
■ 山市直佑写真展「Oneness」
■ 太田章彦写真展「blowin' in the wind」
を見ました。「Oneness」は変わる東欧の生活、「blowin' in the wind」は限界集落と呼ばれている地域の人々を追った写真です。東欧の様子は西側とほとんど変わらず、なんだか拍子抜け。グロバライゼーションが滲み出てます。限界集落は、いろいろ問題意識を持って撮られているのでしょうど、階調が豊富な写真なので、純粋に地方の人々の生活が活き活きと表現されているように思いました。特にカブトムシ少女と居間のご家族集合写真が美しいと思ったのでした。
次に新宿駅の西口に周り、コニカミノルタプラザ
■ 秋山亮二写真展「旅ゆけば 東京~八戸」
■ 村上康成・ヨシカワゴエモン 「絵本とスポンジアート」
旅ゆけば~はロードムービーを見ているみたいで楽しい。今流行っている震災モノかと思いきやそうじゃなく東京から青森までの道中で出会う人々をフツーに撮ってます。ただ、どの写真もビミョーにズラしているというか、言葉で表現できない”おかしみ”があります。軒先からお祭りの様子を覗いている女性の作品が好きです。「絵本とスポンジアート」は写真展でないのでここでは書きませんが、面白いです。ぜひご覧になってくださいな。
次に丸ノ内線に乗って四谷三丁目は「ルーニィ」へ。ここではサイアノプリントの写真展。
■ 緑碧 紺青写真展「とこしえの青ゆえに」
サイアノ自体にはあまり関心がないのですが、友人たちがいいというので行ってみました。
ギャラリーの扉を開けてすぐに感動しましたね。この青の世界はたとえブルーの銀塩写真やインクジェット写真を並べても表現できないと思いました。周りの雰囲気をブルーにする(憂鬱という意味じゃありませんよ)ブルーはサイアノじゃないと出せないかもしれませんね。
ルーニィを出た後、韓国大使館前で毎週のようにやっている右翼.vs.警察のバトルを観戦しながら新宿方向へ。
ラーメン屋で腹ごしらえしたり、世界堂で来年の手帳を物色したりしながら新宿駅に向かうと、グッチ新宿店で
■ 森山大道展「Mesh」
とゆーのをやっているのを発見。ビンボーくさい格好で若干躊躇しながらグッチの3Fへゴー!
まー、これはたまげましたなー。
だって薄暗い壁はぜーんぶ網目のストッキングをはいた女性の股間なんですもん(笑)。
そこへでかい森山氏の「新宿」写真がたくさんかかってます。
どうもやたらにコントラストが強いと思ったら、写真でなくて写真をシルクスクリーンでカンバス地にプリントしたものでした。
写真展で見ると都市のエロさ加減が少なく感じられますが、この会場ではエロさ爆発といった感じでかっこよかったです。ぜひごらんになってくださいまし♪