シャポールージュは老舗の洋食屋さんで、吉祥寺っ子で知らない人はいないだろうと思います。今月号のHANAKO にも当たり前のようにのっていました。
この店が地元の有名店であること以上の思い入れがあります。
そんなに何度も入ったわけではないのに、このお店がぼくの人生の節目節目に登場します。
今を去ること20数年前、高校生か浪人をやっていたとき、はじめて女の子を招待したのがこの店でした。当時は「バンビ」という名前でした。そのときのぼくは、気合がはいってたんだと思います。外食は安い定食屋かファミレスが定番でしたから。
店のやわらかな光、清潔そうなナプキンなど店の感じを感覚で覚えています。でも、連れて行った女性はだれだったか、はっきりしません。
大学生になり、実家を離れると吉祥寺をうろつくことはなくなりました。
さらに10年の時が流れました。結婚したい女性ができたので、母親に「会わせたい」と言うと、「家が片付いていないから、吉祥寺で食事でも」ということになりました。その時、母親に指定されたのが、シャポールージュでした。はじめはわからなかったのですが、席についてしばらくすると10年前の感覚がよみがえってきました。
うちの子もあと何年かすると、誰かとシャポールージュで食事するかもしれないなぁ、と思いながら、こどもと手をつないで店の前を通っています。
*istDs w/ Tamron 28-300 F3.5 Zoom