京急田浦駅は横須賀中央駅から4つ手前の住宅街ですが、どうしても見たい
建物が3つほどありまして、鶴見から京急線に乗ってここで下車しました。
ここはかつて横須賀に存在した3つの赤線の一つでした。
今は海岸沿いにオシャレなマンションが立ち並び往時の痕跡はほとんど残ってませんが、
注意深く探すといろいろあるのです。
見たい建物の一つはあっさり見つかりました。
↓ 国道16号線に面した商店街のゲートをくぐってすぐ左側に
↓ それはありました
↓ 若草色の妓楼です。
↓ すでに廃墟となっているようでしたが、オシャレな窓の意匠は民家のそれじゃありません
↓ 若草色の壁に錆色がこぼれていいかんじの寂れ具合です。
往時はどんな具合だったのか、想像するだけでドキドキします♪
↓ スナック街には独特の作りの建物がありました。
↓ いろいろ回って見て、当時の札を見つけました。
”吉原”という地名が正式には消滅したように
そういう歴史のある街のほとんどは名称を変更しています。
いろいろ赤線跡をたどりましたが、京急田浦はふつうの住宅街とも赤線跡とも違った
不思議な雰囲気のある街でした。
また、来てしまいそうです。