今日、愚息は部活で山へ出発、奥さんは仕事とゆー好きなことをするには
最適な環境でした。
奥さんを車で仕事場近くへ送った後、ワクワクしながらこの貴重な休日をどう
使おうか、考えました。
最近、「赤線跡を歩く 消えゆく夢の街を訪ねて」 by 木村聡(ちくま文庫)という写真集を
読んで、ぜひ、戦後の10年間だけ建てられたとうカフェー建築をこの目で見てみたいと
思っていたので、この本をガイドに赤線跡に行ってみることにしました。
特にカフェー建築の豆タイルの美しさと妖しさに魅かれてました。
東武線曳舟駅から歩くこと15分。
↓ 人の集まるメジャーな場所には目もくれずカフェー街をめざします(笑)
鳩の街商店街に入りましたが、しばらく歩いても少し寂れ気味の商店が続くだけで
珍しいものは何一つありません。
鈴木荘のあたりで一歩右の路地に入ると、ありました。ありました。
色とりどりのタイルで飾られたお宅が。
↓ サクラ色と若木色。 春のイメージなんでしょうか。
↓ こげ茶のタイル。重厚です。
↓ 深いブルー。60年を経てこの美しさ
これらのお宅はいまだに住宅として使われているようでした。
どなたかが住んでいるうちは壊されないので一安心。
↓ ピンクの壁がかわいらしい
↓ 太い円柱も特徴のひとつ
↓ 路地を挟んで両側に。路地を歩く男の人は両側から声をかけられたのでしょうか?
俳優・小沢昭一の「珍奇絶倫 小沢大写真館」の中におそらく70年代と思われる鳩の街の
写真が出ています。
細い路地の両側にびっしりとカフェーが並んでいますが、今は裏路地にポツリポツリあるだけです。
そのうちなくなってしまうでしょう。
今ギリギリセーフで見れてよかったと思いました。
鳩の街でパチリした後、玉ノ井に向かいました。それはまた次回。
お楽しみに♪