最初にK-5の作例がPENTAXのWebサイトで掲載された時、驚いたのは
連写、高感度に関する作例ではなく、輝度差の激しい被写体を一枚の画像に収める能力でした。
最近、話題になることは少なくなりましたけど、以前はフィルムに比べてデジタルは
ダイナミックレンジが狭すぎ、白トビ、黒ツブレしやすいと言われていて、フィルムから
デジタルへの移行を嫌う人たちの論拠になっていました。
今は完全に逆転してしまい、そんなことを言う人はいなくなりましたけど。
ダイナミックレンジが広くなったとしても、それは器が用意されたにすぎず、器に
正しく光を流し込む露出制御技術がなければきれいな画像はできません。
話をもとにもどして、
↓の10枚の作例で感動したのは
http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/slr/k-5/feature.html
1枚目と8枚目で、ダイナミックレンジ、AE精度が格段に進歩したんだと
実感したからでした。
言うまでもなく、世の中は
1.明るいところ
2.暗いところ
3.明暗混在するところ
で成り立ってます。
K-5は高感度性能を上げたことで2.が無理なく撮れるようになりましたけど、
それだけではなく、3.についても十分撮れるようになったと思います。
技術の進歩は速すぎて、もう撮れないところがなくなってくるんじゃないかなぁ、と
思ってます♪