新宿のコニカミノルタプラザで軍艦島展をやっています。
昨日、会社帰りに見に行く予定だったのですが、連休谷間にも関わらず仕事全開モードに
入ってしまい、行けませんでした。
というわけで今日は休日、昼下がりの新宿へGo!
まずは、同時開催していた
■ 野町和嘉写真展 「サハラ、砂漠の画廊」この人の写真は、ボクがまだ写真を本格的にやっていなかった頃、市立吉祥寺美術館で
見たことがあって、大カンドーした記憶があり、こちらも楽しみでした。
砂漠と太陽が描く不思議な光景、サハラが緑に溢れていたであろう時代の古代人の壁画の数々...
自然の風景も壁画も現代日本に生きる我々との接点がまったくないモノなので、どこかの
他の惑星の光景を見ているような不思議な気分でした。
会場B,Cぶち抜きでたくさんの写真を展示してあるので見応えたっぷりです。
さて次は
■ コニカミノルタプラザ企画展 軍艦島全景 - 未来の記憶 -世界遺産候補となっている長崎・軍艦島を模型、写真、スライドショーなどで紹介。
ボクは軍艦島=廃墟ということしか知らなかったのですが、
全盛期の軍艦島(昭和30年代)は、世界最大の人口密度、国内初の海底水道、空中庭園、
電化率100%とゆー、超ハイテクシティだったんですね。
同時にすべてのライフラインを100%外部に頼らざるを得ないという現代の大都市の
先駆けだったわけです。
写真を見ていると、砂漠に消えた楼蘭や、アンコールワットを連想しました。
軍艦島ブームがこれほどまでに盛り上がっているのは、人々が都市の未来像を軍艦島に
見ているせいかもしれませんね。