写真をはじめてしばらくは、ずっと一人でやってきたので、自分の撮影スタイルが
どんなものなのか意識することはありませんでした。
今年になってから、会社の同僚や、フォトギャラリーで知り合った人たちと撮影に
いく機会があり、自分の撮影スタイルがわかってきました。
自分で自分のことはわからないものです。
第三者の眼で見てもらい、いろいろ教えてもらってわかってきます。
でも、ボクの場合は、わかってくるのが...
怖い...
■ ファインダーをのぞいていると、周りのことが気にならなくなる
撮影しているときのボクはかなり怪しいおっさんと思われているのでは
ないでしょうか....(汗)
こんなことがありました。同僚達と山に行った時のことです。
川の流れが綺麗なので、スローシャッターで水流を流し、温泉につかっている
人を点景にしようと思いました。
が、三脚がない...
しかたがないので、大きな石の上に陣取り、緩衝材がわりのリュックの上に
カメラを置き、自分は石の上に寝転び、ブレないようにシャッター。
その日の夜の宿で、飲みながら、みんなの撮影した写真をプロジェクターで観賞会。
そのうち、スクリーンに石の上から身を隠しつつ温泉を盗撮しているような
ボクの写真が映し出され、一同大爆笑でした。
■ ウルトラせっかち
先日、仲間とカメラ交換という遊びをしました。
その名のとおり、自分のカメラを仲間と交換して、しばらく撮影。
そして、また別の仲間と交換を繰り返します。
自分のもっていないカメラを触れる面白さの他に、最後に自分のカメラがもどって
きて画像を見ると、他の人が自分のカメラで撮った写真が見れるわけです。
それぞれ独自の視点があってとても面白い
ところが、ボクのカメラは、他の人から見て、かなり独自の設定らしく
扱いづらいことこの上ないようでした。
ボクのカメラが回っていく毎に説明を繰り返していき、そのうち、
あー、オレって、ホントせっかち (^_^;)
と思うようになりました。
仲間がボクのカメラを触ると、まず、シャッターボタンを軽く押しただけで、
ダッダッダッといきなり三連写!
しかも一枚もピントがあっていない...
せっかちなので、卓上のバラの写真を撮るような場合でも連写モードです (^_^;)
通常、シャッターボタンは半押しされた段階で、AFがはたらき、ピントしてから
シャッターを落とすフローをとりますが、ボクはAFがピントを合わせる時間が
惜しくて、ピントなんか合わなくてもいいから、ともかくシャッターを
落としたいという局面が多いのです。
特に路上はシャッターチャンスの宝庫なので、そういうケースが多いですね。
なので、AFをシャッターボタンでなく、別のボタンに割り当てています。
シャッターチャンスは一瞬でなくなってしまうので、極端な時は、カメラを
構える時間も惜しくて、構える途中の自分の胸や首のあたりで
ノーファインダーでシャッターをきってしまうこともしばしばです。
ハタから見ていてどうなんでしょ?
きょろきょろしてのべつまくなし、
シャッターをきりまくっているオッサンは...
他人からどう見られているか、想像するだけで怖いです(涙)
みなさんはどんなスタイルで撮ってます?