三連休中になんか新しいことやりたいな、と思ってました。
そうだ、そうだ、フィルムで写真を撮ってみようと決意!
最後に35mmパトローネをカメラに入れたのは20年くらい前になります。
当時は写真に興味があったわけでもなかったので、その後は”写るんです”、
だったりAPSだったりしながらデジタル時代に突入し、35mmフィルムとは縁が切れてました。
やろうと思ってもカメラがないし、買う金もなし....
閃いたのは、約20年前の新婚旅行の時に義母から借りたコンパクトカメラ。
借りたきり返してません(^_^;)
戸棚の奥からやっと掘り出したところ、このカメラ、なんせキレイ 。
新婚旅行以来まったく使ってませんから。
電池とフィルムがないので、ヨド吉へ。
電池を探してもらい、モノクロフィルムを2本買いました。
電池の入れ方はわかったもののフィルムが装填できず、いぢくっているうちに
パトローネがフィルムの尻尾をまきこんでしまい、一本目はゴミ箱行きになりました。
二本目は少しフィルムを引き出して、蓋をパタリと閉めたらギギギッーといって、
カウンターがまわり、あっけなく装填完了。
なぁーんだ、難しく考えることなかったんだ~
うーん、フィルムカメラってすでにこの時代に完成されてたんですね。ちょっと驚き!
吉祥寺の周りを20分くらいかけて一本撮影完了。
撮影テンポが気持ちいいです。
ギッとAFして、シャッター、ギギギギと巻き上げて、またAFというリズムがいいし、
ちゃんと働いてるな、と感触が肌に伝わってくるのが気持ちいいです。
病みつきになりそうです (^_^;)
再びヨド吉に戻り、フィルムの現像を頼むと、なんと二日もかかってしまう...
東伏見の写真工房は翌日仕上げだったので、そちらにやってもらうことにしました。
できあがりを見てみると、やはりいいです。
今までのモノクロはデジタルカラーデーターから彩度を落として作っていたのですが、そういう作り方を
していたので、感覚的にモノクロって、カラーの型落チ...って感じがしてました。
最初からモノクロフィルムで撮ると、そういう屈折した感じはしませんね。
白、黒、グレーでしか表現していないので、画面が締まって見え、撮った時の記憶を想起させやすい
のでどれもカラーより印象的に見えます。
モノクロって色のないカラーじゃないんだ、と再認識しています。
ところで、フィルムカメラの素晴らしい世界があることはわかったのですが、この素晴らしい世界が
実は”沼”のような気もしています(汗)。
ハマるかハマるまいか悩んでいる最中だったりします。
と、言いつつブラウザで中古銀塩カメラの価格を調べたりしてます(大汗)
まずいなぁ~