自分の住んでいる地域がドラマやアニメーションの舞台になるってなんとなく嬉しいですよね。
ぼくの住んでいた東京西部地区(中央線沿線)ってどちらかと言えばマイナーで
子供の頃はなじみの場所がテレビで放映されるなんてことは一度もありませんでした。
まぁ、今でも下町や田園調布を舞台にしたものが多いですね。
東京の片田舎という位置づけでしたからね。
最初に見つけたのは社会人になったばかりの時、90年代初めだったと思いますが、
スタジオジブリの「
海がきこえる」という爽やか青春モノを見たときでした。
ストーリーは全然覚えていませんが、見慣れた吉祥寺駅プラットフォームやサンロードが
そのまま動画になっているのは、なんだかいい感じでした。
高校の同窓会の時に嬉しくて友人に話してまわりました。
次が「
スラムダンク」というスポーツものでこれは自分の母校が舞台になっているということでしたが、そんな感じはしなかったなぁ。
子供に人気の「
ケロロ軍曹」は吉祥寺が舞台で、駅前にでっかい
「吉祥寺はもらったであります!」
とケロロ軍曹が叫んでいる看板があります。
「
あたしんち」は西東京市(旧田無市)が舞台で、ココが全国区で放映された番組の
舞台になったのは初めてでしょう。
で、なんで延々こんなことを書くかというと、先日、自宅近くの
上井草(正確には杉並区)に
行ったら、↓ のような看板がたくさんあったからなんです。
調べてみると杉並区や練馬区、および中央線沿線は日本有数のアニメ産業集積地帯で、
いろいろなプロダクション、セル画工房などが集まっているのだそうです。
そういえばスタジオジブリも三鷹だし、大好きな「
攻殻機動隊」のプロダクション I.Gも
国分寺ですね。
子供の頃、アニメというと親がしかめ面をする日陰産業という印象がありましたが、こうやって
地域がバックアップしてくれるほど成長したのを見ると、なんだか嬉しくなりますね。
↓ ガンダムとラガーマンをミックスしたもの。早稲田大学上井草グランド(ラグビー場)があるせいでしょう。