↑ なんちゅータイトルじゃー(笑)。
今日は上野の国立科学博物館でやっている
「大英博物館 ミイラと古代エジプト展」に行ってきました。
正月番組で古代エジプトの大王・ラムセス2世に関する番組をやっていたので、
ちょっとしたマイブームになっておりました。
展示品はそんなに多くなく、目玉は配布された3D眼鏡で見る映画でした。
発掘したままの保存状態を維持するために、
ミイラを棺から取り出すことなく調査するという内容で、
1,500枚のCTスキャンから合成されたCG画像はとても見ごたえがあります。
CG画像から、ミイラの名前、職業、生育歴、病歴、死亡年齢をしらべ、
生前の顔の復元をおこなっていきます。
3D CGなので自分の目が棺の中のミイラの肉体を自由自在に浮遊しているような錯覚に捕らわれます。
東京は2/18まで、3月から神戸でもやるそうなので興味のある人はぜひご覧ください。
ところで写真の話題です。
ミイラ展は撮影禁止(一般展示は可)でした。
写真撮影には必ずしも適していない室内で撮る場合、
どうしたら早く簡単に撮れるかを考えていました。
一眼レフカメラマンは通常、絞り優先で撮ると思いますが、室内では結構大変だと思います。
① 開放か一段絞りに設定する
② カメラが決めたシャッタースピードを見て、手ブレを気にして悩む
③ カメラ背面のメニュー画面でISO感度を高くする
④ ①にもどり、ナットクいくまで繰り返し
⑤ シャッターを押す
こんなことをやっているうちに、写真を撮られる側は待ちくたびれてしまいます(笑)。
今回、ぼくはTAvモード(絞り・シャッタースピード優先)を使いました。
手順は
① 前ダイヤルでシャッタースピードを手ブレ・被写体ブレが生じないスピードに設定
② 後ダイヤルで適切な明るさを画像のシャープさを両立する一段絞りに設定
③ ISOはカメラまかせでシャッターを押す
となります。
↓ 手持ち・SR使用。ストロボなしTAv モード(1/100秒 F3.5)。カメラの決めたISOは640でした。
こういう撮影をするには撮影者の割り切りも必要ですね。
ISOはカメラまかせ(もち上限・下限の範囲指定可能)なわけですから、
高感度時のノイズ発生を気にしない人は、
カメラ雑誌などを読みまくっている向上心旺盛なアマチュアにはいないでしょう(笑)。
しかし、ぼくは家族の記録としての写真を撮るのに
高感度ノイズがどうこうだとか言うのはナンセンスだと思ってます(笑)。
それよか、子供が飽きないうちにシャッターを切れたほうがナンボかええと思ってます。
この2日間のTAvモードの利用シナリオは次の2つかなぁ、と考えました。
① 動感・スローシャッターを意識した作品作り
② 条件の悪い環境でのクイックな撮影。ただし高感度ノイズのおそれあり
というところでしょうか。