ギャラリーが勤務先のそばなので初日に見に行きました。
最終日まで何度もいってしまいそう...
森山氏の写真はデジタルになってからツルンとした印象だったのですが、今回の写真は以前のコントラストの強いモノクロフィルム作品に戻ったようで、森山氏らしいというか王道というかそんな印象で、古い森山氏の作品を見たことがあると、コレだよ、コレって感じでした。
全体的なトーンは前述の通りなのですが、この人の作品を見ていると、なんでマネキンの表情がこうなるんだろう?とか、なぜ農夫の後姿のこの絶妙な位置にトンボが写るんだろう?とか、雲や野焼きの煙がどうしてこうなるだろう?とか、とにかく神がかっているんです。
モノクロはキヤノンのコンパクトデジカメで撮っているので技術的に模倣するのは簡単だろうけど、そもそも写っているものが全然ふつうの人と違うんだよなー。
来年の2月9日までやっているのでぜひともご覧くださいませ