このシリーズの最終回。
最後は永真花街跡から16号線を渡って黄金町へ。
ココは知る人ぞ知る関東最大のちょん★間地帯だったところ。
今は2005年の県警一斉摘発で完全に壊滅していて、その抜け殻が残るのみになっています。
写真をあらためて見直すと、間口一間弱、中には扉一枚の店舗が延々と連なっています。
1Fの扉前で女性が客引きをおこない、交渉成立すると2Fにあがっていったんでしょう。
当時はそんな店が200件以上ありました。
そう考えるとこれらは「男の欲望を満たすために最適化された世界でも稀にみる建築物」と言えます。
今は小さなブティックが入ったりバーが入ったりしていますが、あと20年もするとこれらの建物が何に使われていたか知る人も少なくなっていくんでしょう。
これでヨコハマ裏街道モノクロ編はおしまいです。
次はどこを歩こうかな...♪