鳩の街から電車で一駅乗って玉ノ井に行きました。
玉ノ井は戦争直後、一世風靡したカフェー街ですが、
"玉ノ井"という地名はもはや残っていません。
↓ 東京電力の変電所に"玉ノ井"が残ってました。
玉ノ井カフェー街は、東向島駅から線路に沿って北へ約10分、戦後焼け残った
いろは通り商店街の北側に広がっていました。
↓ いろは通りで白い猫に誘われるように路地に入って行くと...
↓ 右の建物も左の建物も強いRが特徴ですね。
↓ 左の建物の窓枠には独特の装飾が施されています。
玉ノ井は鳩の街と比べると面積が広く、路地が入り組んでいるので、すぐに道に
迷ってしまいます。まさにラビリンスという感じ。
まさかないだろうなと思って、人一人通れる路地の奥に入ったら現れたお宅。
↓ 海老茶の柱、ブルーの屋根...
もうどこにあるのかわかりません(汗)
↓ このお宅は屋根の強いRと斜めの入り口とタイルが特徴的。
建物の両側はすでに駐車場になってました。
↓ いろは通りのパン屋さん。屋根の形、戸袋の模様、そして壁の色が印象的
↓ 玉ノ井を代表するカフェー建築。正面の押し出しが迫力満点。ベランダの左側に
ブルーシートがかかっていました。地震のせいかな?
↓ そのほかにも取り壊しが決まった建物、取り壊し寸前の建物がたくさんありました。
あと4,5年で風景は一変すると思います。
江戸東京建物館とかに移転できないですかねぇ~。もったいなさすぎる(T_T)