中央線沿線、特に新宿から三鷹までの雰囲気が好きで、昨日は飯田先生と西荻窪を
まわりました。
中央線沿線・新宿三鷹間は古くから政治家、小説家、芸術家およびそのタマゴ達が集まり、
独特の”中央線文化”が形成されていて、それは駅前の商店街や飲み屋街に色濃く出ています。
よく考えてみたら、今日、阿佐ヶ谷を撮れば、新宿から三鷹までの全部の駅を撮影したことに
なるのに気づき、早速阿佐ヶ谷へ行ってきたわけです。
結果から言うと、ここは写真的に”ダークホース”、”めっけもん”って感じでした。
毎朝、電車でここは通るのですが、全く面白いものがあると期待してませんでした。
理由は、駅の南北両方にロータリーがあるからです。
ロータリーがあるということは駅前再開発が行われた結果で面白い路地や古い飲み屋街が
なくなっている可能性が高く、魅力的な被写体に出会える確率が低くなると考えてました。
ところが阿佐ヶ谷はボクの当初の想定とは違い、なかなか味わいのある町でした。
南口ロータリーから西へ延びたカワバタ通りはぐにゃぐにゃして、フィギュア屋さんがあったり、
なぜか商店街に釣り堀があったりとまるで宝探しをしている気分でした。
↓なぞの釣り堀。しかもこの釣り堀はオシャレなマンションの中庭にあります????
また、北口のスターロードはオシャレにレンガ敷きになっていますが、小路が多くて、
小さくてディープな店の連続です。
さらに謎なのが、なぜか商店街に農園があったります。
↓ このオブジェ、ちょっと怖かった(汗)
さらにもっと謎なのはアニメ「天空の城ラピュタ」に出てくるラピュタとそっくりな建物が
ある点です。
最初はマンションか?と思ったのですが、”ラピュタ”という名の劇場らしいです。
小一時間ほどの阿佐ヶ谷散歩だったのですが、いろんなものを見てなかなか充実した小旅行
でした(^_^)v