今日はYさんと午前中から写真展めぐり。
最近、いいのがやっているんです。
朝、品川駅に集合なのですが、ちょっと早く着いたため、品川駅周辺をテクテク...
ボクはかなり昔の港南口を知っているのと、たまに新幹線乗換くらいしか使わないので、
テクテクはほぼ初めて。
港南口は昔、広大な食肉市場があった印象なのですが、今は高層ビルが立ち並び、
まるで上海のよう。
コンコースのディスプレイも面白くて、何枚もパチリパチリしました。
"NYのよう”と言わないところが中国の勢いが刷り込まれてますね。
さて、高輪口から15分ほど歩いて、原美術館へ到着。
ここで
■ ウィリアム・エグルストン展「パリ - 京都」
を見学。
金閣寺が写っているわけでも、エッフェル塔が写っているわけでもなく何気ない通りの
看板とか、道行く人なんですけども、それでも日本や、フランスの風景だとわかるのが
面白い。
京都の写真は、日本の伝統的なウエットな雰囲気でもなく、金村修風の超ドライでもなく
とってもニュートラルな感じでした。
ニュートラルに撮っても、それでも匂ってくる都市独特の雰囲気。
グローバル化が言われても、写真から漂う雰囲気が都市の独自性なのかも。
さて、原美術館からJR大崎駅までテクテク。
途中、大崎ゲートシティの韓国料理屋で汗をかきかき、チゲラーメンみたいなものを
食べました。
↓ 見るからにからそうでしょ?でもうまいっすよ!
それにしても大崎ゲートシティってすごい建物ですなー。
まるで初めて東京にきたおのぼりさんみたいですけど。
大崎から目黒駅に行き、ギャラリー COSMOSで
■ TeamF8 写真展「Composition 8 ゆにっと=」
を見学。女性グループによるモノクロ写真展。女性のモノクロームはいいなぁ~。
ボクはモノクロで撮るとどうしてもコントラストをガチガチにしてしまう。
女性のは柔らかくていいなぁ~。
さて、ギャラリーの階下にあるコスモス インターナショナルをのぞいてみました。
ここは知る人ぞ知る最高級プリント用紙「ピクトラン」、アーティストが一度は
特注したいポートフォリオバインダーを制作しているのです。
商品を見ていたら社長さんとおぼしき気さくな感じのおじさんが出てきて、
ピクトランの説明。開発者の略歴から、次のロードマップまでいろいろお話が
聞けました。
ピクトランはいいのは知っていたのですが、値段が高いので敬遠していたのですが、
次は使ってみたくなりました。
そう言うととなんと、お試し用紙をくださいました(^_^)v
さて、商品の話だけでなく、11月におこなうモノクロ写真展のプリントを一部、
見せてくれました。
これは社長さんのお父さんが戦前、戦中、戦後に撮影したもの。
どれも美しくて、写真そのものが斬新で60年も70年も前のものとは思えないもの
ばかりでした。
11月にギャラリーCOSMOSで開催するということでこれも楽しみです♪
さて、今度は渋谷駅に移動。
ここではギャラリー・ルデコでポートレート展。
ルデコ・ビルの3つのフロアーでたくさんのアーティストによるポートレート、
またポートレートの作品展。
どうやら、この写真展はコマーシャルフォトを目指す若手フォトグラファーの
道場のようで、はっきりいって、ボクらおっさん二人は浮いてました(笑)。
でも、ポートレート、難しいです。
モデルの良しあし、ライティングの良しあしが如実に写真に反映されてしまうのが
わかります
次に地下鉄で表参道へ移動!
ここでは、今朝、朝日新聞に出ていた記事で知った
■ 梅佳代写真展「ウメップ」
を見学!会場となっている複合商業施設・表参道ヒルズが梅佳代だらけになっていて、
梅佳代さんって日の出の勢い、って感じでした。
↓サイン会会場。1時間も前から行列ができてました。
展示は「ウメップ」の写真が引き伸ばされて、梅佳代ワールド?に展示されてました。
「ウメップ」は見ていたのですが、展示されたのをあらためて見ても、やっぱり
面白い。
会場のいろんなところから、クスリ、クスリと笑い声が聞こえてくるのが印象的で、
こーゆー幸せ感っていいなぁ、と思いました。
↓ すっかり梅佳代ワールドの住人です(笑)
かなりテクテクし、疲れましたけど、充実した休日でした♪